家族で暮らす時間が大幅に増える

 

田舎には、自動車の排気ガスなどに汚染されていない、澄んだ空気に囲まれていられることが、田舎暮らしの重要なメリットです。喘息などの病気を持つお子さんには、特に良い環境でしょう。田舎暮らしだと、症状が出にくいということも言われていますし、完治した方もいるくらいですから。

 

また、お子さんのメリットは、お父さん、お母さんと一緒に過ごす時間が増えることです。都会で暮らしていたときはお父さんの帰宅が遅くて、子供が寝てから、帰宅するケースも多かったでしょう

 

日曜日はゴルフだ、接待だ、と出かけてしまったお父さんも、田舎暮らしでは家にいる時間が長くなります。お母さんもパートをやめて、家庭菜園を始めたり、広い庭の手入れをしたり、家にいる時間が長くなるでしょうね。また、家族で畑や田んぼを世話しても良いかと思います。

 

一緒に過ごす時間はたっぷりあるのですから、収穫や稲刈りを家族で楽しむことも出来ますね。自分たちで作ったものを、自分で食べることは、とても喜びの感じられることです。

 

また、田舎では、地域の祭りや行事などがありますから、地元の人と触れ合う機会が多いので、人とのつながりが学べます。悪いことをしたら、よその人でも叱ってくれるような、地域全体で子供たちを見守り、育てるという習慣がまだ田舎には残っています。

 

ですから、雷爺さんと呼ばれる怖いお年寄りが、1人2人はいるのでしょうね。他人とのコミュニケーションで学ぶことは沢山あります。子供には一番大切なことなのかもしれませんね。